外壁とは、風雨から家の壁や柱などの構造体を守る役割を持つ、家の一番外側の壁を指します。

現在の一般的住宅は、外壁に窯業系サイディングというパネルを用いた物と、 モルタルの基礎壁の上から塗料を塗った塗装外壁があります。

そして、後者の塗装外壁は、塗料の耐用年数に限界があり、家を風雨から守る機能が低下し、色もあせてしまいます。

その寿命は5年から20年程なので、定期的に外壁の塗装をする必要があります。

塗料の耐用年数から言えば一番短いものがアクリル塗料を使った塗装で、耐用年数は4〜5年程度です。この場合こまめなメンテナンスが必要になりますが外壁塗装工事の価格相場も28坪位で60万円程度と1番安価です。

また、アクリルよりも長持ちするのがウレタン塗料で耐用年数6年〜8年、金額も70万円程度です。

次いで現在最も一般的なシリコン塗料が 耐用年数10〜12年程となります。

金額は80万円程度になります。

これより耐用年数が長いものは、フッ素系塗料による塗装で耐用年数は、15年程度で金額は100万円前後になります。

さらに、最近では光触媒塗料による外壁塗装が行われるようになりました。

光触媒は、太陽の光で汚れを浮かし、雨がその汚れを流すため非常に劣化しにくく、空気を綺麗にする作用もあります。その耐用年数は20年とも言われていますが光触媒塗料は専門の施工者が必要な場合が多く、金額は120万円程と高額になります。

外壁塗装については、塗装のための足場を組む費用と、既存の外壁洗浄火、塗装職人の人件費が必ず必要で、それに加え、下地材の塗料代と外壁塗料代となるため、金額による主な違いは塗料の料金の差によることがほとんどです。